村中大祐 (指揮者) Daisuke Muranaka

東京外国語大学ドイツ語学科を卒業後、ウィーン国立音楽大学で指揮を学び、トーティ・ダル・モンテ国際オペラコンクール指揮部門「ボッテーガ」と第1回マリオ・グゼッラ国際指揮者コンクールで、いずれも第1位を獲得。
フルトヴェングラーの高弟で20世紀最高のモーツァルト指揮者、ペーター・マークの薫陶を受け、またクラウディオ・アッバードの下でも研鑽を積む。


1995年、急病の師ペーター・マークに代わって、イタリア・トレヴィーゾにある「マリオ・デル・モナコ」歌劇場での公演初日2時間前に急遽抜擢されて指揮したモーツァルトの歌劇「魔笛」は、イタリア内外での話題を呼ぶ鮮烈なデビューとなった。


これまでにヴェネチア・フェニーチェ歌劇場、パレルモ・テアトロ・マッシモ、新国立劇場(日本)、スイス・ザンクトガレン・オペラ・フェスティバルや英国グラインドボーンオペラ(アジア人初)などに登場し、ボーザル・ホール(ブリュッセル)、カドガン・ホール(ロンドン)、ドヴォルザーク・ホール(チェコ)、サーラ・ヴェルディ(ミラノ)等の演奏会に登場。オペラとコンサートのいずれでも世界各地で絶賛を博している。


1999年に東京フィルハーモニー交響楽団でデビュー以来、NHK交響楽団をはじめとする国内主要オーケストラに招かれ、新国立劇場で指揮したモーツァルトの歌劇「魔笛」では第11回出光音楽賞(2001年)を受賞。これまでに第19回ヨコハマ遊大賞受賞(2007年)。また横浜オペラ未来プロジェクト「秘密の結婚」が三菱東京UFJ芸術文化財団音楽賞(2009年)を受賞している。


2006年~2009年横浜開港150周年記念事業「横浜オペラ未来プロジェクト」の企画・立案を行い、同プロジェクトを芸術監督として成功に導いた。また横浜OMPオーケストラを設立し、内外のアーティストの人材流通拠点を横浜に創出したことは、日本国内のみならず海外でも大きな反響を呼んだ。2011年5月にイタリアで行った東日本大震災の追悼コンサートをきっかけに、『自然と音楽』のテーマをライフワークとし、世界各国での演奏を繰り広げている。


2013年にはオーケストラ・アフィア(AfiA)を創設。『自然と音楽』演奏会シリーズとして、東京の鎮守の森・浜離宮朝日ホールでの一連のコンサートを開始。街の音・街の息吹きを取り入れるため、横浜での公開リハーサルを行い、また第二回「満月に寄す」では、鎌倉 鶴岡八幡宮の神嘗祭に合わせ、同社、若宮にて奉納演奏を行った。


2013年11月からは英国ロンドン・カドガンホールにてイギリス室内管弦楽団(ECO)との『自然と音楽』シリーズを開始。世界的ヴィオラ奏者ユーリ・バシュメットと共演し、シェーンベルクの「浄められた夜」、ベンジャミン・ブリテンの「イリュミナシオン」などを好演し、2014年4月にはベートーヴェン「田園」などを熱演して、満場の聴衆からスタンディングオヴェーションで迎えられた。イギリス室内管弦楽団には、ロンドン・カドガン・ホールでの2015年春に再演を果たし、メンデルスゾーンの「スコットランド」が現地の音楽評論家から高い評価を得ている。更には2015年、英国チャールズ皇太子御臨席演奏会で演奏したシューベルトの「悲劇的」とベートーヴェンの「エグモント」が英国人から絶賛され、イギリス室内管弦楽団より国際招聘指揮者というタイトルが付与されている。2016年には同楽団とロンドン・カドガンホールでの演奏会、そして再度チャールズ皇太子主催演奏会を指揮して、絶賛を博した。



メディアでは、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」、日本テレビ系列「深夜のコンサート」やNHKFM、NHKBS、NHK教育テレビ、TOKYO FM、FMヨコハマ、TVKなどに多数出演。またFM横浜「THE BREEZE」(ドルチェ・カンタービレ)に“ミュージック・コンシェルジュ、音のソムリエ”として2年半に亘り出演。クラシック音楽についてざっくばらんに様々な角度から紹介して好評を博した。

また、若林工房よりAfiAレーベルとして各種CDが発売され、メンデルスゾーンの交響曲の全集録音が進行中である。

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