犬好きコンダクター③「ゴルゴタの襲撃」 – Muranplanet – 指揮者村中大祐 Daisuke Muranaka Official Website

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やられた!
遂にやられた!

ゴルゴタの襲撃は突然のことだった。
今朝5時半ごろ
ジョルジョ君を連れていつもの2セット×ランを終え
ずーっと回り道をしながら
ゴルゴタが待つ道路へと向かった。

前方にはいつものように
太っちょのゴルゴタが待ち構えている。

というか寝そべっていた。

ジョルジョ君は不思議なのだが
シロという長い毛の化け物のように大きな
犬に上から吠えつけられても
クーンという声をあげて近づこうとする。

はたまた殿という兵隊ヤクザのような
柴犬に毎日噛みつかれそうになるほど
吠えられても、やはりクーンという声で
近づくのだ。

いわゆるパツィフィスタPacifista、
大海の静かな波のような性格なのだ。

それもそのはず。
ジョルジョを迎えに行った先の
ブリーダーさんのところでは
兄弟2匹が檻のなかで
ぐちゃぐちゃになりながら遊ぶのだが

ジョルジョ君は常に兄弟の御尻の下。
頭の上にはいつも誰かが乗っていた。
そんな気の優しい子。

誰に吠えられても一応吠え返しはするが
クーンと言って近づこうとする。
どうやらみんなと仲良くなりたいタイプらしい。

ところがそうは問屋が卸さない。
ゴルゴタは寝そべってはいるものの
注意をジョルジョ君から逸らさず
推定30センチほどの距離まで近づこうものなら
「ニャー」と柔らかーい声で
まずは応酬。

これが本当の猫なで声。
優しーく、柔らかーく、
オーボエの音合わせの最初のラの音みたいだ。

ところがジョルジョ君が更に近づこうとすると
急に背中を高くして
今度は一オクターブ半☟下降。
ニ短調のレの音で本気で威嚇を始めた。

これだから猫は困る。
最初は優しく見せるが
自分のテリトリーを侵害されそうになると
襲撃の狼煙を上げる。
これでは仲良くなれるはずもなし。

結局ジョルジョ君。
このエピソードがあったからか
今日は朝からバタンキュー。

愛しのゴルゴタ。
いつになったら振り向いてくれるのか。
まだまだ、先は長いようだ。
それにしても犬と猫の違い。
猫という存在を
何ゆえ全能なる神が造り給うたか?

いつ見ても許しがたいは猫の仕業。
犬好きには到底理解できぬシロモノである。

今日も素敵な一日を!
横浜の自宅から
村中大祐
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犬好きコンダクター②「猫をみたらどうする?」 – Muranplanet – 指揮者村中大祐 Daisuke Muranaka Official Website

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From:村中大祐

犬好きの皆さま、今日もごきげんよう!
猫好きの方はすこしばかり我慢してお付き合いを。

昨日「猫好きの人は読まなくて結構!」とか書きましたら
メルマガを解除された方がおられましたので
ちょっと嬉しかったです。

え?なぜ嬉しいかって?

それだけ私の文章に影響を受けたということですからね。
それくらい、犬と猫の嗜好というものは
人間の人生を分けるということなのです!

でもそんな私も動物は大切にしますから
猫を迫害はいたしません。
ただし猫に出会うと
パワーハラスメントといいますか
お付き合いする前に
ひとつだけ条件を提示するのですね。

猫には「犬」になってもらうのです。

犬好きの私が猫と出会ったらどうするか?については
昔昔にイタリア滞在中のブログで書いていますから
こちらから是非お読みください。

タイトルは「黒猫のエレナ」。
http://daisukemuranaka.com/index.php?QBlog-20160907-2

最近ジョルジョ君の散歩で出くわすのは
トラ猫の「ゴルゴダ」。
(この名前私がつけました!)

どうやら近所の音楽好きの奥さまの飼い猫らしいんですが
栄養が行き渡り、非常に大きいのです。
地面に伏せて道路の真ん中を占拠しているゴルゴダ。
まるでアスファルトの上で焼いた
お好み焼きのように見えます。
トラ皮ですからね。

ジョルジョが近寄ると逃げもせず
背中を山のように高く掲げて
威嚇射撃を始めます。

でもそこは太っちょさん。
ゴルゴダは動きもゆったりと
なかなか手は出さないもんだから

ジョルジョ君、ゴルゴダの鼻先まで近づいて
親愛の情を示そうとするんですね。

「いつ来るか?猫パンチ!」と思って
常に私は警戒していたのですが
結局二人は仲良しになりました。

毎日その家の前を通るたび
ゴルゴダも動かずにじっとしています。
まるでジョルジョを待っているかのようです。

こういう猫、希少価値ですね。
だいたいオープンマインドな犬に
猫パンチをぶちかますのがオチなのです。

人間にも2種類あって
犬型のオープンマインドと
猫型の警戒型・斜に構え型がありますが

やはりヨーロッパに生きていると
どちらかと言えばこの犬型が多い。

意外に日本は猫型の方の割合が多いために
ヨーロッパ人が誤解する場合がありますね。
私の見立てでは、意外と日本人の方が
猜疑心が強いように思うのです。

なぜですかね?

私の外交術として
やはり猜疑心を持ったときには
相手の理解が得られない。

でもこちらが心を開くと
相手が不必要な警戒感を解いてくれます。
特に集団の前に立つときや
重要な契約の場合など
そういったマインドセットが必要になりますね。

引き寄せの法則じゃないんですが
経験から来る相手の空気感というのは
やはりこちら次第で変わる。
すべては自分の心の鏡。
こちらの思いが相手に映し出される
ということなのでしょう。

猫を見た時私が感じるのは
この異様とも言える警戒感なのです。
なぜそうまでして自分を守るのか。
そこに疑問を感じてしまいますね。

だからそんな猫を見ると
見どころがあれば「犬」になってもらいます。

どこかの国がミサイルを撃ってきますが
これに武力で対峙するより
どちらかと言えば
オープンマインドで対することが
肝要なようにも思います。

やっぱり兵法としては
戦わずして勝つ、が一番。
相手が猫なら、それこそ犬になってもらいましょう。

犬が必ずしも
戦わないわけではないんですが
彼らの存在から
わたしたちは多くを学ぶことができると思います。

今日も素敵な一日を!
横浜の自宅から
村中大祐





追伸:
今日はモーツァルトの歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」序曲をどうぞ!