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From:村中大祐

毎日続けることで
何かを感じることができるのは
とても幸せですね。

感じるという能力は数値化できません。
これは音楽も同じことです。

音楽は続けることができると
素晴らしいことがたくさん起きます。
これは聴くのも演るのも同じこと。

でもひとつだけ注意しなければなりません。
それはですね。
よく聴いてくださいよ。

自分が関わる分野が違うと
その分野を盾に垣根を作りたいひとが
この国には多いのですね。

「わたしには音楽はわからない」とか言うんです。

でも何かを続けていくと
別にそれが音楽じゃなくとも
「本質に通ずる」ようになるんです。

森羅万象という言葉に形容されるように
この世の仕組みというか
この世の共通項みたいなものに触れる機会が
何かを一生懸命続けて行きますと
生まれてきたりします。

あくまで続けて行った先の話です。

途中でやめてしまったら
そういうことは
わからないわけです。

これは何でも同じだと思います。

昔ウィーンで
ある知り合いと共に
ウィーンのフォルクスオーパー(Volksoper)に
招待された時の話なんですが

舞台はモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」。
そこでは90年代とても人気のあった
スコブスというバリトン歌手が
タイトルロールを歌っていました。

一緒に行った知り合いもやはりバリトン歌手で
当夜の主役とは
ウィーンの音大で同級生だったそうです。

でも彼は聴く側。スコブスは演じる側。

同じ時に一緒に音大に入学した2人の
その明暗を分けたのは
たった一つの事柄だったようです。

スコブスはチャンスを得てそれをモノにし、
舞台に立ち続けました。

彼は最初はあまり才能がなかったように見えたそうです。
でも舞台に立つうちに
どんどん上達していきました。

その日一緒に舞台を観ていたバリトン歌手が
しみじみこう言ったのです。

「舞台が役者をつくる。勉強じゃこうはいかない。」

何でもそうですが
続けていくと
とてつもないチャンスがやってきたりします。

それには自分を信じること。
そして境界線を造らないこと。

そしてもうひとつ。
目に見えるものだけを見ないこと。




もし目に見えるものだけを見ていたなら
この世は味気ないものになってしまいます。
そして何よりも
「本当に大切なもの」を見落としてしまいます。

何でも同じですが、続けて行くと
とてつもない、信じられないような
幸運も巡ってくるわけですね。

信じられないような幸運は
予定に入っていません。

まさに偶然の産物ですね。
それは私に言わせると
「奇跡」ミラクルなわけです。

感じる心を育てるというのは
そういう「奇跡」を毎日見つけ出すことです。
毎瞬間、常にそういったミラクルを
探す旅に出かけることです。

そういった試みを続けた先には
本当に大きなミラクルが迎えてくれます。
私はこれまでにそう言う体験をしてきました。

本当に奇跡に溢れた時間です。

音楽を聴くことで
あるいは
音楽を演奏することで
そういった感覚を研ぎ澄ますことができます。

何故なら音は目に見えません。
モーツァルトの音楽は
下手に演奏すれば
つまらないただの音符でしかないのです。

でも素晴らしい演奏に出会うとき
そこには「桃色」のオーラが浮かんできます。
モーツァルトはピンクです。

それって素敵なことなんですよ。
まあ、いつもじゃないんですが
モーツァルトが音で愛を語る瞬間
周りがピンクで包まれるんです。
彼の醸し出す愛情に触れる瞬間があるんですね。

ある物理学者が量子力学を研究して
その行き着いた先が
陰陽五行だった、みたいな話って
結構たくさんあります。

わたしは行き着いた先の話を
いろんな方と交換したら面白いだろうなあ、
といつも思う訳です。

今日もゆったりと息をして
素敵な一日を!
横浜の自宅から
村中大祐

追伸:9月3日(日)横浜みなとみらいのBUKATSU-DOにて
15時から「音のソムリエ」茶会開催します。
詳細はトップページよりご覧頂けます。




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