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やられた!
遂にやられた!

ゴルゴタの襲撃は突然のことだった。
今朝5時半ごろ
ジョルジョ君を連れていつもの2セット×ランを終え
ずーっと回り道をしながら
ゴルゴタが待つ道路へと向かった。

前方にはいつものように
太っちょのゴルゴタが待ち構えている。

というか寝そべっていた。

ジョルジョ君は不思議なのだが
シロという長い毛の化け物のように大きな
犬に上から吠えつけられても
クーンという声をあげて近づこうとする。

はたまた殿という兵隊ヤクザのような
柴犬に毎日噛みつかれそうになるほど
吠えられても、やはりクーンという声で
近づくのだ。

いわゆるパツィフィスタPacifista、
大海の静かな波のような性格なのだ。

それもそのはず。
ジョルジョを迎えに行った先の
ブリーダーさんのところでは
兄弟2匹が檻のなかで
ぐちゃぐちゃになりながら遊ぶのだが

ジョルジョ君は常に兄弟の御尻の下。
頭の上にはいつも誰かが乗っていた。
そんな気の優しい子。

誰に吠えられても一応吠え返しはするが
クーンと言って近づこうとする。
どうやらみんなと仲良くなりたいタイプらしい。

ところがそうは問屋が卸さない。
ゴルゴタは寝そべってはいるものの
注意をジョルジョ君から逸らさず
推定30センチほどの距離まで近づこうものなら
「ニャー」と柔らかーい声で
まずは応酬。

これが本当の猫なで声。
優しーく、柔らかーく、
オーボエの音合わせの最初のラの音みたいだ。

ところがジョルジョ君が更に近づこうとすると
急に背中を高くして
今度は一オクターブ半☟下降。
ニ短調のレの音で本気で威嚇を始めた。

これだから猫は困る。
最初は優しく見せるが
自分のテリトリーを侵害されそうになると
襲撃の狼煙を上げる。
これでは仲良くなれるはずもなし。

結局ジョルジョ君。
このエピソードがあったからか
今日は朝からバタンキュー。

愛しのゴルゴタ。
いつになったら振り向いてくれるのか。
まだまだ、先は長いようだ。
それにしても犬と猫の違い。
猫という存在を
何ゆえ全能なる神が造り給うたか?

いつ見ても許しがたいは猫の仕業。
犬好きには到底理解できぬシロモノである。

今日も素敵な一日を!
横浜の自宅から
村中大祐
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